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琴高仙人・群仙図 右幅

雪村16th Century

京都国立博物館

京都国立博物館

雪村(1504?~?)は常陸国(今の茨城県)の出身で、当地を治めていた佐竹氏の一族。若くして禅僧となって会津や鎌倉、小田原などを遍歴、最晩年には陸奥国三春(今の福島県)に隠棲した。雪舟の画風を慕うかたわら中国画なども広く学び、この時期の画壇にあっては最も個性的な画風を打ち立てた画家である。
本図は雪村の手になる人物画の代表作。主題の琴高は中国周時代の仙人で、200年の長きにわたり諸国を流浪した。ある日、龍の子を捕ってくると弟子たちに言い残して入水、約束の日に巨大な緋鯉(描かれる場合はたいてい真鯉)に乗って出現したという。本図では中幅に琴高、左右幅に弟子たちがあらわされているが、彼らの顔やポーズはまことにユーモラスなもので、まるでアニメのひとコマをみるような錯覚すら抱く。また、クラゲの形をした波頭の表現も他に類例がなく、まさに雪村独特というほかない。

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