Inscribed head flask

ローマン・グラス
1世紀　出土地　地中海沿岸
型吹き

　吹きガラス技法が発明されたのは、紀元前1世紀後半であった。熔けたガラスを金属のパイプの先に巻きつけ、型に吹きこむとガラスの成形と装飾が同時になされる型吹きは、その発展形態として1世紀初頭に開発された。この作品は、人頭を象った土製又は石製の2つ割りの型を使って成形した小瓶である。