Where next?
Explore related content
東洋画によく用いられる太湖石に、曙山の『写生帖第二冊』にみられる2羽の文鳥と椿を取り合わせた清雅な作品。一見、何の冒険もない東洋画の作品のように見えるが、太湖石に、透明感があって少し色目の暗い藍と、粒子が細かく発色のよいプルシアンブルーを重ねて使うことによって、群青では表現できない透明感のある繊細なグラデーションをつけて岩の質感と陰影をあらわし、太湖石に立体感をもたせている。落款「義敦画」、朱文円印「Zwaar wit」。
Explore museums and play with Art Transfer, Pocket Galleries, Art Selfie, and more