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地の濃緑色と色鮮やかな友禅染の模様の対比が美しい。上半身には雪輪、松皮菱、扇面をかたどった格子窓、下半身には滝が描かれ、それらを縫うように裾から肩にかけて一本の梅樹が立ち上がっている。17世紀末に技法が完成した友禅染は、繊細かつ鮮やかな模様表現が町人女性達の人気を集め、以降の町人女性の小袖の中心的加飾技法となった。この小袖に描かれている梅の幹や花には細やかな糸目糊やぼかしが見られ、完成された友禅染の特徴を存分に生かした表現となっている。
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