ANDON TOILET
従前の西原一丁目トイレは利用頻度が極めて少ない実態があり、近寄りがたい印象すらあります。
一般的なトイレ整備の目標とされる便器数の充足、待ち時間解消といった “数”や“時間”という数値とはまた別の魅力を持たせることでみんなが「利用したいと思う」トイレを創出することが、この敷地では重要と考えます。
限られた敷地に、従前よりも明るく開放的なトイレをもたらすことで、トイレ単体ではなく、この公園全体のイメージを改善することを目指します。
“行燈”としてのトイレが公園を明るく照らし出すことで、誰もが気軽に訪れる公共空間として望ましい姿になることを願っています。