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さまざまな職人の姿を描いた職人尽図は、鎌倉時代末期頃の「東北院職人歌合」(東京国立博物館蔵・重要文化財)に代表されるように、当初、歌合の形式をとって制作された。室町時代の終わり頃から、風俗画の一種として、店や工房をのぞきこむような視点で職人たちの働く様子が精細に描かれるようになる。本作は、各扇におおむね2職種ずつ合計22の職業を描く。着物や髪型から17世紀後半頃の風俗とみられる。左隻(右から左へ):筆師と念珠挽、筵打、猿牽と足袋作、結桶師と蝋燭師、籠結と研師、組紐師
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