きものの種類とTPO

京都伝統産業ふれあい館

洋装と同じく、和装(きもの)にもTPOに応じた使い分けがあります。ここでは最もフォーマルなものから順にご紹介します

現代の代表的なきもの<振袖>
未婚の若い女性のフォーマルウェアとして着られます。優美な長い袖に、華やかな装飾が施され袖の長さも3段階に分かれています。

日本では1月に成人を祝う式典が各地で行われますが、そこで振袖に身を包んだ新成人たちをよく見かけます。

こちらも振袖です。同じ枝垂れ桜ですが、ちょっと雰囲気が違いますね。

こちらも振袖です。芸術大学の学生さんがデザインしました。

袖には日本列島、背中にはバイク!

現代の代表的なきもの<留袖>
振袖に対して、既婚女性のフォーマルウェアにあたるのが留袖です。袖は短くなり、染め抜きの5つ紋をつけ絵羽裾模様で装飾もぐっと落ち着いたものになります。黒い留袖のほかに、この作品のように色留袖もあります。京都の伝統ある祭り「三船祭」が柄のモチーフになっています。

黒い留袖のほかに、この作品のように色留袖もあります。京都の伝統ある祭り「三船祭」が柄のモチーフになっています。

明るい色の色留袖もあります。

こちらは黒留袖。伊藤若冲の好んだモチーフ、鶏が今にもこちらに飛び出してきそうです。

裾の大胆な菊模様が引き立っています

落ち着いている中に、若々しさも感じますね。

現在の代表的なきもの<訪問着>
訪問着は、あらたまった場などに用い留袖の次に格式の高いフォーマル用で、洋装のビンテージドレスに相当します。胸、肩、袖、裾などに模様がつながるように染められており、三つ紋もしくは一つ紋を付けます。

現在の代表的なきもの<訪問着>

訪問着は、あらたまった場などに用い留袖の次に格式の高いフォーマル用で、洋装のビンテージドレスに相当します。胸、肩、袖、裾などに模様がつながるように染められており、三つ紋もしくは一つ紋を付けます。

こちらは伝統的な紋様をちりばめた訪問着。

春を迎えた京都の名所が裾に描かれた訪問着です。

紅葉のちりばめられた京鹿の子絞りの訪問着。

現代の代表的なきもの<付下げ>

付下は訪問着より気軽で、小紋よりは格の高いきものです。前後の身頃、身頃から袖などの縫い目に模様がつながっておらず、仕立てたときに模様が上向きに配置されるようにします。

こちらも付下。また雰囲気ががらっと変わりますね。

洋服的なデザインにも思える付下。

現代の代表的なきもの<小紋>

小紋は繰り返し模様の型染めのきものです。洋装でいえばワンピースのようなもので、フォーマルすぎず砕けすぎず、模様や雰囲気によりおしゃれが楽しめます。友禅染の他、紅型、更紗、絞り染めなど特色のある技法で染められたきものもたくさんあります。

遠目ではわかりませんが、様々な種類の小さな文様がちりばめられています。

こちらも小紋です。押さえた色合いですね。

こちらも小紋です。なんて明るい雰囲気なのでしょう。

様々なきものに、どんな帯を合わせるか。それもTPOがあり、着る方のセンスが光ります。

通常の帯は4mあまりの長さがあります。これを着物の上に巻き、形を整えます。
こちらは、桜と紅葉が描かれたもの。季節を問わず使えます。

涼し気な夏の帯。組みひもの文様を織りで表現しているのがとてもユニークです。

祇園祭を描いた帯は、やっぱりその時期に装ってみたいですね。

祇園祭の鉾や提灯が織りの高い技術で表現されています。

京都らしいモチーフがふんだんに盛り込まれた豪華な帯。

提供: 全展示アイテム
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