美の壺:友禅染

NHKエデュケーショナル

日本の染色工芸の代表、友禅染。緻密な模様が多彩な色で染め分けられています。
友禅染の技法は江戸時代に誕生。絵師、宮崎友禅斎の意匠が人気を博したことから友禅染の名で呼ばれるようになりました。
鑑賞ポイント① 糸目糊が生む自由な絵柄
友禅染めの模様は、曲線的で簡略化された動植物、器物、風景などが特徴です。 友禅模様と呼ばれています。
絵画のように自由に絵柄を染めあげる秘密は、白い線にあります。これは糸目糊(いとめのり)とよばれる、糊の跡。糊で模様の輪郭線を描き、最後に洗い流すと、白い美しい線が浮かび上がります。
鑑賞ポイント② 森羅万象表す色
輪郭線ができあがったら、 輪郭線の中を染めていく作業「色挿し」です。 糊が防波堤となり、色がにじみ出したり、隣の色と混じるのを防ぎます。
京都で200年前から友禅染を手がける田畑家。色見本帖には、先祖代々染めてきた色が貼り付けてられています。色の数は何十万にも及びます。
鑑賞ポイント③ 水がはぐくむ鮮やかな色
染色を終えた生地は、蒸して色を定着させる蒸しの後、余分な染料や糊を水で洗い流す水元という作業が行われます。
かつては、鴨川を活用していましたが、今では工房内に人工の川を作って行われています。使われるのは京都の地下水。 それぞれの土地、それぞれの工房でこだわりの水があります。
NHKエデュケーショナル「美の壺」
提供: ストーリー

協力:
田畑染飾美術研究所
駒井達夫
丸京染色株式会社
荒木順一

写真:渞忠之

音楽:shienu

英語サイト監修:
前﨑信也 (京都女子大学 准教授)
マリサ・リンネ(京都国立博物館)

制作:NHKエデュケーショナル

©NHK2017

提供: 全展示アイテム
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