京都服飾文化研究財団(KCI)

京都服飾文化研究財団

The Kyoto Costume Institute
公益財団法人京都服飾文化研究財団(KCI)は、西洋の服飾に関する資料を収集し、保存、研究、公開する機関です。1978年(昭和53年)4月1日、当時の文部省の認可を受けて設立されました。
活動の目的
KClは、現代人の衣服の源である西洋服飾の研究を通じて、服飾の多種多様な側面を明らかにし、私たちの生活における「着ること」の意味を問い続けます。それは、服飾の未来を見据えるのみならず、人間の豊かで多様な文化を見つめ直すことにつながります。

KCIでは、主に17世紀以降の西洋の衣装とこれに関連する下着、装身具、および関連する文献資料の収集、保存を行っています。設立以来、これらの資料に基づいた調査・研究を進め、収蔵品や研究成果を展覧会や講演、出版、デジタル・アーカイブス等の形で公開しています。

コレクション
収集は活動の根幹であるという考えのもと、設立以来、主に17世紀以降それぞれの時代を代表する西洋の服飾品と、それを造形してきた下着、それらの背景を紐解く文献資料の収集を続けてきました。なかでも、日本の文化や美意識、日本人デザイナーが西洋の服飾に強く影響を与えた事実を物語る資料のコレクションは国内外から高い評価を受けています。

現在、16世紀から現在までの服飾資料を約13,000点、文献資料を約16,000点所蔵。その中には、1,000セットに及ぶコム・デ・ギャルソンからの寄贈品を筆頭に、クリスチャン・ディオール、ポール・スミス、ルイ・ヴィトン、シャネル等のブランドやデザイナー、また、コレクターからの寄贈品も多数含まれています。

保存
収蔵品をより長く生き延びさせるため、常時温度20℃、湿度50%の保存環境で収蔵し、劣化の原因となる紫外線や害虫、カビの侵入を避けています。

KCIでは、収蔵品は研究資料であると同時に、展覧会などを通じて、多くの人々の目に触れられるべきものと考えています。しかし展覧会は、作品にとって理想的な環境とは言えないことも多く、レストアラー(修復士)によって展示に耐えられるための補強を目的とした補修も実施しています。

研究
私たちは文化資源としての服飾を、常に新しい社会の動きに目を配りながら、多種多様な視点に立って研究します。

服飾は、いつの時代にも人間の生活と深く関わり、社会の動きに敏感に反応しながら変遷してきました。現代のファッションは西洋文化の服飾制度の中で生まれ、世界的な広がりを見せていきました。

とりわけ日本においては、洋装という形で近代日本の成長と発展に寄り添ってきただけでなく、独自の文化を国外に発信するメディアにもなっています。

公開
研究の成果を、展覧会、出版、講演といった形で広く公開しています。なかでも公開活動の中心にあるのが、国内外の美術館における服飾展の開催です。これまで、京都国立近代美術館をはじめとする国内外の美術館と共同で、「華麗な革命」展、「モードのジャポニスム」展、「COLORSファッションと色彩」展、「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展、「Future Beauty」展など大規模な企画展を実施しました。また、KCIギャラリーでは、小企画展を開催し、収蔵品を定期的に展示しています。
出展協力
収蔵品は、KCIが主催する展覧会で公開するほかに、他館が主催する様々な展覧会に貸し出しています。ヴィクトリア&アルバート美術館やメトロポリタン美術館、パリ国立衣装テキスタイル美術館など海外の美術館をはじめ、国内の美術館にも出展協力しています。

マネキン

KCIは服飾展示に欠かせないマネキンを開発しています。各時代の流行とともに変化した服のシルエットをかたどったKCIマネキンは、世界各国の美術館で使用され、高い評価を得ています。

提供: ストーリー
提供: 全展示アイテム
ストーリーによっては独立した第三者が作成した場合があり、必ずしも下記のコンテンツ提供機関の見解を表すものではありません。
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