武家のシンボル:武具・刀剣

徳川美術館

武士のたましいと生き方

【徳川家康所用】熊毛植黒糸威具足, unknown, 桃山-江戸時代・16-17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館
武具・刀剣
大名道具は、公的な場で用いられる「表道具(おもてどうぐ)」と、私的な場で用いられる「奥道具(おくどうぐ)」に二分されます。武具は、武家にとって表道具の中でも最も重要な道具でした。
徳川家康画像(東照大権現像), 伝狩野探幽, 江戸時代・17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

徳川家康(1542~1616)は江戸幕府初代将軍です。その9男である義直(1600~1650)は、将軍家の分家である御三家の筆頭・尾張徳川家の初代当主となりました。

【徳川家康所用】熊毛植黒糸威具足, unknown, 桃山-江戸時代・16-17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

尾張徳川家をはじめとする武士にとって、武器・武具は尊崇の対象であり、最も重要な品々と捉えられていました。

【徳川家康所用】熊毛植黒糸威具足, unknown, 桃山-江戸時代・16-17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

本物の熊の毛で覆われた、大変珍しい甲冑です。

【国宝】 太刀 銘 長光 名物 津田遠江長光, 長光, 鎌倉時代・13世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

「武士の魂」といわれた刀剣類は武士の精神の象徴としてもっとも大事に扱われました。徳川美術館のコレクションには10振の国宝指定品が含まれています。

葡萄図赤銅鐔 銘 即乗(後藤家8代)作 光晃(花押), 即乗光重 (後藤家8代), 江戸時代・17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

刀剣類、甲冑類に加えて、大名家は様々な武器も備えていました。刀剣類に付属する鍔(つば)や三所物(みところもの:目貫(めぬき)・笄(こうがい)・小柄(こずか))、弓矢、火縄銃、馬具や鷹狩道具などです。

葡萄図赤銅鐔 銘 即乗(後藤家8代)作 光晃(花押), 即乗光重 (後藤家8代), 江戸時代・17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

鍔(つば)は使用者の手を刀身から保護したり、刀身と柄(つか)とのバランスをとったりするためにあります。

火縄銃  六匁筒 筒 人物面(アポロ)・唐草文象嵌, 東南アジア・16-17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

1543年にポルトガル人によって日本に紹介された火縄銃は、またたく間に日本の武器の歴史を塗り替えました。

火縄銃  六匁筒 筒 人物面(アポロ)・唐草文象嵌, 東南アジア・16-17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

標準的な火縄銃は銃身がおよそ1メートルほど、重さは4キログラムほどでした。玉は鉛製で直径1センチメートル程度です。

火縄銃  六匁筒 筒 人物面(アポロ)・唐草文象嵌, 東南アジア・16-17世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

有効な射程距離はおよそ100メートルでした。

長篠合戦図屏風, 未詳, 江戸時代・18世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

火縄銃を用いた戦としてもっとも知られているのが長篠(ながしの)の戦い(1575年)です。これは織田信長・徳川家康連合軍と武田勝頼軍の戦いでした。

長篠合戦図屏風, 未詳, 江戸時代・18世紀, コレクション所蔵: 徳川美術館

この作品には織田・徳川連合軍の射撃部隊と彼らの火縄銃が描かれています。

提供: ストーリー

制作:徳川美術館

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