鑑賞ポイント① 受け継がれる日本の美
民藝の生みの親、柳宗悦(1889-1961)。およそ90年前、日本中の手仕事を訪ね歩き、 それらを雑誌などで発表。 顧みられなくなっていた日本の手仕事の価値を再評価します。 「素朴な器にこそ驚くべき美が宿り、作は無欲である・・・ 伝えるためであって、名を成すためではない」と著しています。
鑑賞ポイント②柳が見つけた民藝
陶土に恵まれた愛知県 瀬戸市では、 約1000年前から 焼き物が盛んです。
動物や草花がのびのびと 描かれています。 強度を保つための皿の 「つば」の部分が味わい 深さを醸し出しています。左上から時計回りに《 鉄絵三階松文石皿 》《 呉須鉄柳文石皿 》《 菊文石皿 》《 呉須鉄絵初夢文石皿 》《 呉須鉄絵猿文石皿 》
江戸時代中期から続く窯元。ここでは当初から、普段使いの庶民の器を 大量に作ってきました。
毎日使っても飽きが来ない 暮らしに寄り添った器。
鑑賞ポイント③地域に根付く民藝
柳宗悦が集めた小鹿田焼。 柳は小さな山村を訪ね 300年前から伝わる 職人の技に強く魅かれたと いいます。
大分県小鹿田地区は 1705年に開かれた 焼き物の里です。 人口59人。 150m程の道の両脇に 10軒の窯元が軒を 連ね、一子相伝で 焼き物を作っています。
唐臼(からうす)。昔ながらの水力の装置で土をくだきます。そして小鹿田の象徴は共同窯。 共同の暮らしの中で 職人の技が守られ 受け継がれてきました。
柳宗悦は 小鹿田に「社会の美」を 発見しました。
NHKエデュケーショナル「美の壺」
提供: ストーリー

協力:
日本民藝館
瀬戸市役所
瀬戸本業窯
日田市観光協会
坂本工窯
黒木力窯

写真:渞忠之

音楽:藤澤由一

英語サイト監修:
前﨑信也 (京都女子大学 准教授)
マリサ・リンネ(京都国立博物館)

制作:NHKエデュケーショナル

©NHK2017

提供: 全展示アイテム
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