弁当
小さな入れ物に、ご飯やおかずを詰めて持ち運びする食事、弁当。学校に、仕事に、旅行に、観劇に…いろいろな食事シーンに合わせて、いろいろな弁当があります。
鑑賞ポイント① ひと口に込めた江戸のこだわり 
観劇の間に食べる「幕の内弁当」。短い休憩時間に食べるため、ご飯はつまみやすいよう俵型に小分けされ 、おかずは一口で食べられる大きさに作られています。
起源
幕の内弁当の起源は江戸時代。歌舞伎の、幕と幕の間に食べたことから「幕の内」と名付けられたと言われます。  
鑑賞ポイント② 贅を詰め込んだ小さな空間
大事な客やお祝いの日には、「仕出し弁当」。多くのおかずが、彩り豊かに盛りつけられています。
松花堂弁当
昭和初期、大阪で革新的な弁当が登場します。考案したのは料理人・湯木貞一。十字に仕切られた箱の中には、風合いの異なる四つの料理。懐石料理の献立を、一箱に凝縮しました。
鑑賞ポイント③ 箱ぎっしりにふるさとの色
北から南まで、日本には多くの駅弁があります。 その土地ならではの味が、旅を特別なものにしてくれます。
柿の葉ずし(奈良)
奈良名物の柿の葉ずし。 塩漬けの鯖を、薄く切って酢漬けにしたものを、柿の葉で包みます。さわやかな香りと、つややかな鯖が楽しめます。
釜めし(群馬)
益子焼の土釜に入れられた駅弁「釜めし」。温かく家庭的な釜めしは、1958年に発売されると、画期的なお弁当として人気を呼びました。
いかめし(北海道)
北海道・森駅の駅弁「いかめし」。 第二次世界大戦中、米が不足していた時に、大量にとれたイカでかさ増しを図って誕生しました。
ますずし(富山)
酢でしめたますと酢飯を笹の葉でくるみ、重石でなじませた押しずし。 富山県の郷土料理。
ひっぱりだこ飯(兵庫)
蛸を穴子や野菜とともに、蛸漁に使用する蛸壺風の陶器に盛り付けたもの。味と器、両方で楽しめます。
かにめし(鳥取)
かにを炊き込み、かに身とはさみで盛り付けた駅弁。楽しいかに型の器で。
米沢牛弁当(山形)
山形県米沢市の名物米沢牛を使った駅弁。
鯛ずし(福井)
若狭湾近海で取れる鯛を薄塩で締め、すし飯と合わせた駅弁。
NHKエデュケーショナル「美の壺」
提供: ストーリー

協力:
神田明神下 みやび
国立国会図書館デジタルコレクション
菱岩
高麗橋 𠮷兆
駅弁屋 祭
柳屋
荻野屋
いかめし阿部商店

淡路屋
アベ鳥取堂
松川弁当店
塩荘
三陸リアス亭

写真:渞忠之

音楽:菅原一樹

英語サイト監修:
前﨑信也 (京都女子大学 准教授)
マリサ・リンネ(京都国立博物館)

制作:NHKエデュケーショナル

©NHK2017

提供: 全展示アイテム
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