今からおよそ1700年前、巨大な墓、古墳が全国各地で造られるようになりました。立て並べたものが埴輪です。粘土で様々なものをかたどったもので、専用の窯で焼かれました。

 埴輪の種類は大きく二つに分けられます。一つは土管のような「円筒埴輪」で、もう一つが建物や道具、人物、動物などの「形象埴輪」です。

円筒埴輪
単純な筒形の埴輪です。古墳の墳丘上や裾に垣根のように立て並べたことから、最も多く製作された埴輪です。円筒形と上の部分がラッパのように開く朝顔形の2種類があります。大きな古墳では数千本が並んでいたと考えられています。
器材埴輪(靫形)
これは矢を入れて背負う筒状の道具である靫(ゆき)を表現した埴輪です。線刻で矢が描かれています。
家形埴輪
古墳時代の建物を表現した埴輪です。住居や倉庫、儀式用の建物、王の居館と推定されているものもあります。  扉や窓、屋根の形状など古墳時代の建築様式を知る上でも重要な資料です。
人物埴輪
武人や巫女(みこ)、貴人、力士、琴を弾く男子、農夫など、様々な人物の埴輪があります。  顔に朱色でいれずみを表現したものもあります。これらの人物埴輪は単体で古墳に配置されるのではなく、数体でセットとなります。この埴輪群像のセットは、豪族の生前の活躍や王位を継承する儀式を表現していると考えられています。
動物埴輪(馬)
主要な動物埴輪として、馬、鳥、猪、犬などがあります。圧倒的に多いのは馬です。特に豪華に飾った飾馬は、当時の馬具の種類や使用方法を知る上でも重要な資料です。馬形埴輪の前方からは、腰に鎌をつけた馬引きの人物埴輪が発見されることがあります。
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埼玉県立さきたま史跡の博物館

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