美の壺:有田焼

NHKエデュケーショナル

400年前、佐賀県の有田町で、日本で初めての磁器が誕生しました。有田町とその周辺地域で製造される磁器を「有田焼」といい、今も器や工芸品が作られています。
鑑賞ポイント①  古のつくり手に出会う
初期から作られたのは、 青と白のシンプルな「染付(そめつけ)」です。
初期の染付は、釉薬がたっぷりとのせられて、厚ぼったいのが特徴です。
鑑賞ポイント② ”白”に秘密あり
17世紀後半には、乳白色の素地に赤をはじめとする色で絵付けをする「柿右衛門様式」が登場します。
柿右衛門様式以前の素地は少し青みがかっていますが、柿右衛門様式では、やわらかく、あたたかみのある乳白色。白地に、鮮やかな色が映えます。
柿右衛門様式はヨーロッパのやきものにも大きな影響を与えました。ドイツのマイセン窯もその様式をまねるなど、ヨーロッパで柿右衛門写しが多く作られました。
色絵を施した器に、金彩で文様を表す技法、「金襴手(きんらんで)」 。豪華絢爛な金襴手様式の器は、17世紀末頃から製造され、国内で用いられたほか、多く輸出されました。
鑑賞ポイント③ もっと技を、格調を
国内向けだけに作られた極上のやきものがあります。「鍋島焼」です。鍋島藩が、一流の職人を集め、製法が漏れぬよう山里(大川内山)に囲い、最高の技と材料で作らせました。
鍋島焼は、主に徳川将軍家への献上品として作られます。そのため、ひたすらお金と手間をかけて、採算度外視で製造に当たりました。
NHKエデュケーショナル「美の壺」
提供: ストーリー

協力:
戸栗美術館
柿右衛門窯
今右衛門窯

音楽:藤澤由一 with 山本啓(Nabowa)

英語サイト監修:
前﨑信也 (京都女子大学 准教授)
マリサ・リンネ(京都国立博物館)

制作:NHKエデュケーショナル

©NHK2017

提供: 全展示アイテム
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