江戸時代に誕生した津軽塗
津軽塗の歴史は、約300年前の江戸時代元禄年間まで遡り、津軽藩四代藩主信政(1656~1710)の時代に、津軽藩召し抱えの塗師池田源兵衛によって始められたと伝えられています。江戸時代を通じて津軽藩の保護・育成の下、主に藩の調度品として用いられてきましたが、明治初期に産業として確立した後は、人々に親しまれる愛玩品として幅広く使われるようになり、今日に至っています。
約50もの工程を経て完成
津軽塗は、ヒバの素地から塗り、研ぎ、磨きを繰り返し、約50もの長い工程を経て完成される堅牢優美な塗物です。唐塗、七々子塗、紋紗塗、錦塗の伝統的な4つの技法は現在まで脈々と受け継がれ、現代風のアレンジも加え、多様な紋様を生み出しています。昭和50年に国の伝統的工芸品に指定されました。
唐塗
津軽塗の代表格であり、現在最も多く生産されています。 唐塗独特の複雑な斑点模様は、何度も塗っては乾かし、そして研ぐという作業を繰り返し、 全部で四十八の工程から生み出されます。完成までには最低でも一ヶ月半~二ヶ月を要します。
七々子塗
ななこ塗は研ぎ出し変わり塗りの技法の一種で、その特徴は、模様をつけるために菜の花の種を蒔き付けることです。 菜種による小さな輪紋の集まりが魚の卵を連想させる模様から、「七子」「魚子」「菜々子」「斜子」などの文字が当てられています。
紋紗塗
津軽塗の技法の一つ、紋紗塗は、黒漆の模様に紗(津軽地方ではもみ殻のことを紗と呼びます)の炭粉を蒔き、 研ぎ出して磨き仕上げされた高度な技術を要する塗です。
現代の津軽塗
津軽塗の伝統の世界で、普段使いもできるアイテムの製作に取り組んでいる若手も増えています。これは、ハート形のペンダント。現代の暮らしに津軽の伝統を溶け込ませるアイテムです。
By : 青森県
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