次の場所
関連コンテンツを見る
胴の片面に開いた窓の奥に内側の図柄がのぞく二重構造になっています。この様式は明治時代の輸出品へと継承されました。内側に型押しで表わされた箒を持つ老女は、夫婦愛と長寿を祝う能の「高砂」に登場する「姥(うば)」と推測され、本来は夫の「尉(じょう)」が表わされた花瓶と一対であったと思われます。裏面には青い染付で筆などの文房具が描かれています。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます