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縄文時代の遺跡からは、釣針(つりばり)・銛先(もりさき)・漁網(ぎょもう)の錘(おもり)などが出土し、多様な方法の漁撈が行われていたことがわかっている。現在の日本人の食生活に直結する文化・歴史の先駆けといえる。この資料は、骨で作られた釣針である。道糸を着ける穴と、針先の逆鉤(あぐ。「かえし」のこと。)があり、現在の釣針と同じ構造をしている。釣針は、縄文時代早期(約9,000年前)に現れ、後期(約3,500年前)以後、多様な形状のものがつかわれるようになった。
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