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口縁部が外反する鉢。この作品は天啓赤絵で、いわゆる「古染付」に五彩を加えたもの。5客のうち4客の底部内面には供を連れて旅する人物が描かれ、他の1客は瀧を見る人物が描かれている。焼成時の窯キズ隠しのための緑釉が随所に点彩されているが、外面では文様の一部に取り込まれている。砂の付着する碁笥底の底裏には、一重圏線内に2字2行の青花銘。
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