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松林煎茗図

貫名菘翁Dated 1838

堺市博物館
大阪府堺市, 日本

61歳の夏の作。「海客」の号を落款に記す。水ほとばしる清流が松木立を縫って流れ落ち、そのほとりで2人の文人が巻物を手に語り合う。かたわらで童子が涼炉に炭をおこし、煎茶の準備をしている。
煎茶の文化は、17世紀初めに中国から黄檗宗とともに伝わった。書斎で一人、煎茶を味わう、あるいは同好の者が集まって詩を詠み合い、煎茶を喫する。文人たちの多くが煎茶を好み、文人画にも煎茶を楽しむ人々がしばしば描かれた。

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