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清拙正澄(1274~1339)は鎌倉時代後期に中国から帰化した臨済宗の禅僧で、愚極智慧の法を嗣ぎ、嘉暦元年(1326)博多に渡来し、執権北条高時に迎えられ建長寺に住し、続いて浄智寺・円覚寺を歴住した。元弘3年(1333)後醍醐天皇の勅請で京都建仁寺に住し、大鑑禅師号を勅諡された。 この「秋来偈頌」庚午の年号が記されることから、元徳2年(1330)、金山とは鎌倉浄智寺のことで、そこに住していた際のものであろう。加賀前田家伝来。重要文化財。
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