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コート、フード、ブラウス、スカート

1903年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

20世紀初頭、贅沢品だった自動車でドライブを楽しむための女性服。自動車は最新の遊びであり、富裕階級のステイタス・シンボルでもあった。しかし、当時の自動車は屋根なしで、乗車者は風雨にさらされ、さらに、舗装されていなかった道路からは土埃が舞い上がり、乗車者に襲いかかった。風雨や汚れを防ぐため、ドライビング用の服装が考案された。ロング・コートと眼鏡、そして優雅さとは程遠い埃よけのフードを付けた装いである。

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  • タイトル: コート、フード、ブラウス、スカート
  • 作成日: 1903年頃
  • 作成場所: 製作国不詳
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: コートは茶色の麻平織にコード飾りとくるみ釦。フードは白の絹羽二重とチュール。目出し部分は雲母製。ブラウスは毛ツイルの多色のストライプ。スカートはグレーの毛製。
京都服飾文化研究財団

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