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下村観山は、原三溪が最も好んだ画家といわれる。初期日本美術院の時代から岡倉天心とともに五浦の研究所、天心亡きあとは横山大観とともに再興日本美術院を盛り立てた。本図は三溪旧蔵の観山の風俗人物画で、浪花節の一節をもとにしたもの。いなせな男の冬の日の朝帰り。観山は櫛・笄・衣裳などを収集する趣味があり、それらがこうした風俗画に反映されている。
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