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デイ・ドレス「カザン」

ポール・ポワレ1911‐12年

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

直線的でシンプルな生成りのドレスに、赤色の牡鹿や木々、連続した幾何学模様が映える。クロスステッチを使ったロシアの伝統的な刺繍。1911年のヨーロッパ巡業の際、ポワレがモスクワから持ち帰ったテキスタイルとされている。ロシア西部の歴史的都市の名を冠した本品は、妻、ドゥニーズのために作られた。また、同名の類例の存在が2点確認されている。
ポワレは素材や装飾の豪華さよりもテキスタイル・デザインの芸術性や独自性を重視していた。ライフスタイルが変化し、家庭の象徴であった女性たちが活動的に社会へと羽ばたいていく中で、彼女たちが求めたのは本品のような機能性や快適性に優れた服だった。

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  • タイトル: デイ・ドレス「カザン」
  • 作成者: ポール・ポワレ
  • ファッション ハウス: 無し
  • Label: 無し
  • メーカー: ポール・ポワレ
  • 作成日: 1911‐12年
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Taishi Hirokawa
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: 生成りの亜麻布のワンピース・ドレス。前身頃中心、袖、裾に赤い糸による刺繍とオープンワーク。ヘムに麻のレース装飾。高いウエストにはピンクの絹リボンとドローストリング
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