古代中国から伝えられている哲学「陰陽五行説」は、この世の森羅万象すべてを説く思想で、日本では聖徳太子によって大いに発展した。
その世界観は「風水」にも用いられ、「東の青龍神」(青い龍)・「南の朱雀神」(赤い鳥)・「西の白虎神」(白い虎)・「北の玄武神」(黒い亀)の四瑞獣によって守護されている。
また、人の一生にも例えられそれぞれ青春(若年期)・朱夏(壮年期)・白秋(熟年期)・玄冬(老年期)の四季と色彩によって表現されている。
未曾有の大震災にみまわれた日本、今、この困難を克服すべく四神の降臨を拝し、森羅万象の平穏を切に願いたい。