読み込んでいます

ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)

1760年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

18世紀の女性服は、柔らかく淡いパステルカラーと、レース、リボン、造花などの装飾が特徴。とりわけ手仕事の精緻ともいうべき繊細なレースは、最高の贅沢品として衣服を際立たせるのに欠かせなかった。ガウンの衿から裾を飾るキール、頭を飾ったラペット、袖口のアンガジャントなど、レースが豪華さを演出している。アンガジャントには何段にも重ねられた豪華なレースから、レース風の安価なドロン・ワークも使われた。
16世紀末に確立した刺繍の技法から発達したニードル・ポイント・レース、飾り紐の技法から発達したボビン・レースは、主にイタリア、フランス、ベルギーの各地で作られ、それぞれの生産地名が付けられた。19世紀に機械編みに取って代わられるまでそれらの地域の重要な産業だった。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)
  • 作成日: 1760年頃
  • 作成場所: フランス?
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Toru Kogure
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: ピンクなどの格子柄の絹タフタ。共布の縁飾り付き。2段のパゴダ型袖。共布のペティコート(ジュップ)。ストマッカー(ピエス・デストマ)はリボンのエシェル。アンガジャント、キール、ラペットはアルジャンタン・レース。
京都服飾文化研究財団

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り