次の場所
関連コンテンツを見る
伝統的な日本の絵画の中で、掛軸という形があります。これは絵を描いた紙や絹地を保護するため、裏に何枚も紙を貼り、周囲には絵を美しく見せる豪華な織物を貼ったもので、使わないときは巻いて保存することができる、伝統的な日本の絵画形式です。江戸時代の後期に、掛軸を簡略化した染軸が好んで作られました。図のように絵も周囲の織物もすべて染で表しています。加賀ではこの染軸がよく作られており、遠く徳島県のお寺にも、加賀の太郎田屋による、染軸の観音像が伝わっています。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます