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源氏物語の第12帖「須磨」から、光源氏が須磨の寓居で桜を眺めながら京に思いを馳せていたところに、京から親友の頭中将が訪ねてくる場面が描かれる。雲や霞は、金箔貼りのもののほか、金砂子を蒔くものや、金砂子を蒔いた上に色調の異なる金の切箔を散らすものが併用されている。裏面には「土佐久翌」の墨文重廓円印が押されており、久翌と号した土佐光吉(1539〜1613)の作であることを示す。慶長年間後期の光吉晩年の制作になるものだろう。
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