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上部がやや膨らむ胴部に、細長い口頸部が付く瓶。胴部中程の四方に釉裏紅の団文が配され、裾部に青花による3本の圏線が巡り、その上に釉裏紅で鋸歯文が描かれている。文様は、北宋時代の『宣和博古図』(1588年復刻)にみられる周時代の青銅器「錞(じゅん)」の意匠がルーツ。器形は、打楽器の錞に細長い頸を付け、康煕期に新たに考案。底裏には、ニ重圏線内に2字3行の青花銘。
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