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山深い瀧の周囲を小鳥が数羽舞い遊ぶさまが、墨の濃淡のみで巧みに描かれ、余白の部分に金泥がうすく用いられて華やかさを添えている。瀧を中心として崖の上の松、滝壺やその近くの竹、土坡などを画面左手に集中させ、画面右手は大きく空間をとるという大胆な構図である。また飛び交う小鳥の軽やかさとは対照的に水しぶきを上げて落下する瀧の姿はまさに壮観である。ダイナミックな構図とともに、桃山絵画の豪壮な気分を感じさせる名品。
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