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中世の頃は窯の内部は斜面になっていた。そのために徳利が下へ転ばないように小壺などを上方へ倒して被せていた。中世の物は例外なく斜めに被せ痕が残っている。船徳利とも呼ばれ、船が揺れても転ばない優れものであった。古い時代ほど底径が大きい。
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