甲冑に身を固め、宝剣を口にして鬼を蹴散らし奔走する韋駄天。
天部尊の中で随一の俊足で、速やかに邪神を降伏させる伽藍の守護神である。
釈迦が入滅して帝釈天が舎利を受けるとき、鬼神がそれを盗み去ろうとしたところを、韋駄天が素早く追いかけて取り戻したことから「韋駄天走り」と言われるようになった。
東北新幹線新青森駅開業を祝し、はやぶさの如く天空を疾駆する韋駄天の英姿に、ふるさとの繁栄を祈り願うものである。
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