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趣向をこらした印籠は、蒔絵に彩られたものが最も多いのですが、その他の素材、技法で作られたものも存在します。例えばこちらは大変珍しいのですが、京金工の名工、加納夏雄(1828~1898)による「金工」の印籠です。さまざまな金属が象嵌され、金工による根付と小締が付けられています。
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