制服 -Uniform-
ユニフォームの歴史は、17世紀ヨーロッパの軍服からはじまる。それまでそれぞれの服装で戦っていた兵士たちだったが、スウェーデンなどプロテスタントの国々から軍服のユニフォーム化が進んでいった。イギリスのスカーレット、プロイセンのプルシアンブルー、オーストリア・ハプスブルグ家の白、ロシアのツァーリグリーンなど国を象徴とする色彩がユニフォームに取り入れられた。19世紀にはいるとイギリス・ヴィクトリア時代にパブリックスクールやカレッジなどでジェントルマン教育の一環として、フットボールやクリケットなどのスポーツが行われるようになる。彼らはお揃いのスクールカラーによってデザインされたキャップ、ネクタイやジャケットをユニフォームとして着用した。