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鼠縮緬地春草霞模様着物

1933

丸紅ギャラリー

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, 日本

京友禅の名工で上野為二の父である上野清江(1971-1943)の作。落ち着いた地色とうっすらとかかる霞を背景に、藤・菫・蓮華草・蒲公英・土筆などの春の草花が散りばめられている。地味な暗い色調の地色と鮮やかな色挿しの対比が美しく、控えめながらも可憐な訪問着である。暈しの具合や多彩で繊細な表現の友禅染は、18世紀前半の友禅染最盛期の作品を彷彿とさせる。清江は、当時の技術を再現しようとしたものかもしれない。

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  • タイトル: 鼠縮緬地春草霞模様着物
  • 作成日: 1933
  • 実際のサイズ: 152.4×62.3㎝
  • タイプ: 染織品
  • 媒体/技法: 友禅染、刺繍
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