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東海道五拾三次之内 箱根 湖水図

歌川広重ca.1833

那珂川町馬頭広重美術館

那珂川町馬頭広重美術館
那須郡, 日本

小田原宿を出ると箱根のに入る。道幅は狭く、左右は大木が林立し昼間でも薄暗い。急勾配の坂を上り、そして今度は急勾配の坂を下り芦ノ湖に着く。そこに待ち構えているのは、東海道で最も厳しい箱根の関所。「入鉄砲と出女」で象徴されるように、特に女性には厳しかった。急勾配に聳え立つ山の間を抜けるように大名行列が芦ノ湖に向かって続いている。行列では馬に乗る人たちが防寒具を着ており、湖の先には白い富士山が聳えているので冬の時期だろう。湖の右岸には箱根権現の社殿が見える。

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  • タイトル: 東海道五拾三次之内 箱根 湖水図
  • 作成者: 歌川広重
  • 日付: ca.1833
  • 実際のサイズ: w37.6 x h24 cm
  • タイプ: 版画
那珂川町馬頭広重美術館

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