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三溪園内の建造物「臨春閣」(重要文化財)の第三屋天楽の間の障壁画、全11面。うち4面は後補で、安信筆は7面。屏風からの改装品。安信は画論書『画道要訣』を著し、狩野派の組織固めをした人物でもある。本図は安信の画業早期の作例で、中国宋元の院体山水画を学び、その後の安信の山水画様式の成立を考える上で重要な作品といわれる。
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