六百年の昔、津軽鶴田町を統治していた清水城主、間山之守忠勝はある日美しい土地の娘、白上姫と出会い恋に落ちる。しかし二人は結ばれること無く、やがて姫は悲しみのあまり大溜池に身を投じてしまう。そして姫は龍と化し忠勝を苦しめ続けたという。(ねぶたの場面)
やがて忠勝も又、溜池に身を投じてしまった。それ以後池にはたくさんの鮒や鯉住むようになり鶴が飛来するようになった。
この大溜池は津軽新田の水源として崇められ湖面に映る津軽富士「岩木山」になぞらえ「津軽富士見湖」と称されその美しいたたずまいは今も人々に親しまれ愛されている。