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豊臣秀吉から聖護院門跡道澄への礼状。道澄は政治にも詩歌にも優れ、秀吉の政治の補佐役として秀吉の信頼を得るとともに、秀吉の風雅の師でもあった。道澄から草紙や香道具などを贈られたことに対し、謝礼に沈香を贈るという趣旨が記されている。三溪園内の、大阪から移築した臨春閣という建物は、当時、聚楽第遺構といわれていたため、三溪は秀吉関連の調度を設えた。大正6年(1917)頃に秀吉関係史料を集中して購入している。
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