読み込んでいます

呂洞賓図

伊藤若冲

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

呂洞賓は中国の八仙のひとりに数えられ、民衆から絶大な尊敬を集めていました。仙人の伝説を集めた『列仙伝』には、本作と同じく軍配を持ち背中に剣を担ぐ姿が確認できます。
画面左上にある「若冲居士が図する所 維明これを證する」という言葉は、相国寺の115代住職で若冲に絵を習った維明周奎【いめいしゅうけい】が、本作が若冲筆である証として書きました。右から左へ吹く風に翻る衣の堂々として力強い墨の線、背景を黒くすることで人物を強調する外隈の技法などから、維明の鑑定どおり若冲が描いたと考えられる作品です。
若冲は絵を学ぶために、京の寺院などに伝来した中国絵画を1,000枚写したとされており、本作はそれらの1枚かもしれません。

一部のみ表示もっと見る
福田美術館

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

Visual arts に興味をお持ちですか?

パーソナライズされた Culture Weekly で最新情報を入手しましょう

これで準備完了です。

最初の Culture Weekly が今週届きます。

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り