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京扇子《扇骨づくり》

岩井久幸2017

京都女子大学 生活デザイン研究所

京都女子大学 生活デザイン研究所
京都市, 日本

扇骨(せんこつ)づくりです。アクを抜いて決まった幅と長さに割り出した竹を薄く削り、竹の厚みを整え、骨の原型をつくります。「目あな」と呼ばれる骨を束ねる穴を、舞錐(まいぎり)とよばれる専門の道具をつかってうがちます。「目あな」に串を通し何百枚もまとめ、二、三日水につけてやわらかくします。その後「あてつけ」といって、湿った骨の表面を「脇かき」とよばれる特殊な形の包丁で削り、骨のかたちにしていきます。青味をとり乾燥させるため天日干しし、猪の牙でできた「猪牙(いのき)」で磨きます。その後、色付けをしたり、塗や彫などの装飾を加えます。

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  • タイトル: 京扇子《扇骨づくり》
  • 作成者: 岩井久幸
  • 作成日: 2017
  • 件名キーワード: 京都府、 京扇子
  • 権利: © 京都扇子団扇商工協同組合
京都女子大学 生活デザイン研究所

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