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宗茂が没した翌年に描かれた肖像で、家臣十時三弥助惟保が寄進したものと箱書に記される。宗茂晩年の姿を伝えるものである。身に着けた袈裟と太刀拵に、定形化する以前の祇園守紋が描かれている。実際にこの形の紋が附された遺物は残っていないが、宗茂が晩年頃に、杏葉紋のほかに祇園守紋も使用した可能性を示唆する肖像画である。
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