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柳に雄鶏図

伊藤若冲

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

正面を向いた雄鶏が片脚で立ち、上からしなやかな柳の枝葉が垂れ下がっています。雄鶏は墨線で輪郭を引いた鶏冠と頭部を中心に、頸の羽を広げています。その真上に積み重なるように墨色を変化させ、長さや模様の違う羽を表現し、一番上に濃い墨で長くて柔らかい尾羽がみえます。この図には光を発する月は描かれていませんが、薄い墨がぬられた背景と墨色を変化させた柳によって、葉のあいだから漏れる月光を表現しています。

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  • タイトル: 柳に雄鶏図
  • 作成者: 伊藤若冲
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 縦 102.30, 横 40.40 cm
  • タイプ: 軸装
  • 出典: Fukuda Art Museum, Arashiyama, Kyoto, Japan
  • 媒体/技法: 絹本墨画
  • アートのジャンル: 日本画
  • アートの形態: 絵画
  • 支持体: 絹本
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