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好雨帰帆図

都路華香1919

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

この機を逃すまいと大きく張られた船の帆が印象的な作品です。雨はときに航海の妨げにもなりますが、気温を下げ、風を呼びます。風に乗って帰路につく船乗りたちには、雨さえも好ましく思えたことでしょう。左上から右下へ勢いよく引かれた強い雨風を表す筆致や、風を孕んで張り詰める帆の大胆な刷毛の動きが、この作品に迫力をもたらしています。紙ににじみ止めを施さず、墨のにじみや擦れを活かして描いています。筆の動きがそのまま作品の出来を左右する難しい描き方です。

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