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俵屋宗達(1570-1643) は桃山時代末から江戸時代初期に活躍し、《風神雷神図屏風》の作者として知られています。宗達筆として現存する59面の「伊勢物語図色紙」の中でも、本図は完成度の高い1枚。西の京に住む女性の元を訪れた男が朝帰りする場面です。全体を金色で塗った上に鮮やかな彩色を施して丁寧に仕上げられており、主人公が乗ろうとしている牛車の御簾の細やかさは特に見所です。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます