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日本美術院を再興した横山大観は度々京都を訪れ、組織を拡大するために有望な画家の引き抜きを試みます。京都市立美術工芸学校で共に教鞭を執った京都画壇の巨頭・竹内栖鳳を鴨東の料亭で説得するも、栖鳳はこれを拒否。一旦交信が途絶えますが、関東大震災の後に栖鳳は大観と淡交会を結成し、川合玉堂も加わります。本作品はその時期に描かれたもので、大観、栖鳳、玉堂の共作です。雪月花は古来、美しいものの代表として日本人に愛でられ、多くの芸術作品の題材となっています。あえて伝統に挑んだ、三者三様の心意気が感じられます。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます