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県指定保護文化財(6棟一括指定のうち1棟)。三佛寺本堂から投入堂までの行者道に点在するお堂の一つ。地蔵堂上手に位置し、参拝者は鐘を撞き、心を落ち着かせて投入堂を目指す。寺伝によれば当初は建久7年(1196)、源頼朝の本願により建立されたという。現在の鐘は延宝8年(1680)に再鋳されたものと伝わる。切妻、こけら葺。大正14年(1925)の修理で部材の大半が取り替えられているが、旧規をほぼ忠実に踏襲し、鎌倉時代の力強さを伝えている。
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