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越後上布《筬通し》写真提供:十日町市博物館

京都女子大学 生活デザイン研究所

京都女子大学 生活デザイン研究所
京都市, 日本

筬通しとは、布の丈に揃えた糸を順番に布の幅まで広げるという作業です。筬は竹でできており、通しながら整経された経糸を固定するために上に重りをのせます。筬に経糸1羽(経糸2本)ずつをさしていくのですが、経縞糸と経絣と経地糸は皆それぞれ別々に整経されているので、筬刺し工程によってそれぞれの糸が統合されます。この後、機巻き(チキリ巻き)作業があります。筬を通した後、経糸チキリという経巻具に糸を固定して、残った長い経糸をスペースの限りまで伸ばす。そして本アジおよび筬を少しずつ送りながら、経糸の地・縞・絣を正しい位置で平均にゆっくりチキリに巻き込む。このチキリは後に機にかけられます。

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  • タイトル: 越後上布《筬通し》写真提供:十日町市博物館
  • 件名キーワード: 越後上布
  • タイプ: 染織、 着物
  • 権利: 写真:© 十日町市博物館
  • 媒体/技法: 手織
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