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南宋時代、12~13世紀尾張徳川家では、この茶碗は「星建盞」と呼ばれており、江戸時代後期の道具目録にも「星建盞御天目」と記されている。釉面の、どのような大きさや色の班文をもって「星」と呼んだのかは、厳密なところはわからないが、東北大学本『君台観左右帳記』の「油滴」に見られる「地 くすり いかにもくろくして うすむらさき色の しらけたるほし うちそとに ひたとあり」という記述を思わせる作品である。
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