小劇場は、客席も含め劇場全体の床がすべて可動式になっており、この可動床を上下させることによって、演出プランに合わせて自由に劇空間を創造できるオープンスペースの劇場です。通常みられる「エンドステージ」や、舞台中央部をせり出した「スラストステージ」、舞台前後に客席を置いた「センターステージ」、さらには舞台の四方を客席が囲む「アリーナステージ」といった、さまざまな舞台形式に対応できます。まさに演出家の"演出ごころ"をくすぐる魅力的な空間といえるでしょう。
壁面にはバルコニーがあり、客席を設置して小劇場空間でも俯瞰した舞台を楽しむことができます。