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日本のおとぎ話「浦島太郎」の一場面を、西洋風にアレンジして描いた作品である。フランスで本格的な西洋の画法を学び帰国した山本芳翠は、洋画排斥の風潮の最中、日本最初の洋画団体である明治美術会の第7回展で《浦島》を発表する。想像の世界を現実に見てきたかのように描く西洋の歴史画の魅力を、日本人に馴染みのある主題で広く知らしめようとした作品である。
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